国宝
醍醐寺 五重塔(だいごじ ごじゅうのとう)
日本三名塔のひとつ、国宝五重塔9塔のうちのひとつ
どっしりと威厳を感じる醍醐寺 五重塔
所在地 : 京都市伏見区醍醐伽藍町
高さ : 37.4メートル
建築年 : 平安中期 952年
屋根の大きさの逓減率など非常によくバランスがとれて、相輪もどっしりしていて立派である。
醍醐天皇のご冥福を祈るために朱雀天皇が起工し、村上天皇の951年に完成した。応仁の乱の時、醍醐寺の山全部が焼失したが、五重塔のみ奇跡的に残った。京都府下最古の建造物になっている。
初重 内部の壁画は日本密教絵画の源流をなすものといわれている。両界曼荼羅と真言八祖を表した壁画は、平安絵画の遺品として重要であり、五重塔本体とは別に「絵画」として国宝に指定されている。
醍醐の花見
慶長3年3月15日(1598年)に豊臣秀吉が、醍醐寺において、近親の者、諸大名からその配下の者など約1300名を従えて盛大に花見の宴を催した。このイベントをきっかけに応仁の乱以降衰退した醍醐寺の復活のきっかけとなった。
京都醍醐寺 五重塔
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