国宝
東寺 五重塔 (とうじ ごじゅうのとう)
国宝五重塔 9塔のひとつ
日本一の高さを誇る五重塔
京都駅から約10分、新幹線からも見える京都のシンボル
五重塔の創建は883年頃だが、その後数度の焼失があったが再建されている。
1. 883年(元慶7年)創建 888年雷火
2. 1014年 1055年雷火
3. 1084年 1270年焼失
4. 1293年 1563年焼失
5. 1594年 1635年焼失
6. 1644年 現存
東寺五重塔の中は?
五重塔の初層内部には、心柱を大日如来に見立て、その周囲の須弥壇上に金剛界四仏の彫像が配され、四仏に二尊づつ従う八大菩薩の彫像が配置されている。さらに、須弥壇四隅の四天柱には金剛界曼荼羅諸像が初層四周の柱には八大竜王図が壁には真言八祖像が描かれている。
五智如来について
東寺五重塔の五智如来(ごちにょらい)
1.金剛界大日如来を中央心柱にみたて
2.東に阿閦如来(あしゅくにょらい)三尊像
像高64.8cm 左:弥勒菩薩 右:金剛像菩薩
3.南に宝生如来(ほうしょうにょらい)三尊像
像高62.8cm 左:除蓋障菩薩 右:虚空蔵菩薩
4.西に阿弥陀如来(あみだにょらい)三尊像
像高65.1cm 左:文殊菩薩 右:観音菩薩
5.北に不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)三尊像
像高64.8cm 左:普賢菩薩 右:地蔵菩薩
の四仏が配置になります。
これら内部の仏像も、建物の再建と同時並行して再興されたようである。
JR東海 東寺編
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