室生寺五重塔

 

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室生寺五重塔 (むろうじ ごじゅうのとう)

国宝五重塔 9塔のひとつ


国宝 室生寺五重塔

 
本堂の前を左に進むとまっすぐ長い階段がある。
そこを一歩一歩登っていくと、五重塔の先が見えてくる。
階段の下から眺めると高さが16メートルとは思えないほど迫力がある。

五重塔は、樹齢6百年の50mの杉木立に囲まれ、室生寺の中で、現存する一番古い建築物であり、室生寺の象徴的存在である。
重要文化財、国宝の22塔の五重塔の中では、一番高さが低い16メートルの五重塔である。

所在地 : 奈良県宇陀郡室生村
高さ : 16.2メートル
建築時代 : 奈良〜平安前期 781〜805年
 

平成10年(1998)、台風7号により、杉の巨木が倒れ、五重塔の屋根やひさしが損傷した。多くの修復支援を受け、予定より早く2年で修復完了した。ファンが多い結果でもあろう。

室生寺五重塔についてもっとくわしく・・・・・
室生寺五重塔の柱は、法隆寺と同じく(エンタシス)柱が膨らみがあり、このエンタシス柱はギリシャの神殿にも使われている。軒の垂木は下に丸く、上に四角になっている地円飛角(ちえんひかく)という。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)。相輪は特に珍しく宝瓶(ほうびょう)・天蓋を冠したものである。
室生寺の五重塔は、小さいところから、「弘法大師一夜づくりの塔」こと呼ばれることもある。
 「女人高野室生寺」高野山が女人禁制だったのに対し女性の参詣が許されていた。

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