国指定重要文化財
厳島神社 五重塔(いつくしまじんじゃ ごじゅのとう)
厳島神社の創建は推古天皇(593年)と伝えられています。厳島神社五重塔は、応永14年(1407年)に、平清盛によって建立されたものと伝えられています。
五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。
千畳閣の隣に建ちます。
内部は見学できません。
完全な唐様で、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが、極彩色で描かれています。
五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦で陶軍が陣を構えたと伝えられています。
※厳島の戦いは、天文24年(1555)10月1日に、安芸国厳島で毛利元就と陶晴賢との間で行なわれた合戦。
所在地 : 広島県廿日市市宮島町
高さ : 28.4メートル
建築年代 : 室町中期 1407年
厳島神社五重塔をたずねて(探訪記)
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